7:00 春

朝、貯金箱から諭吉を二人取り出してるところをママンに見つかる。
「あら、授業ある日にそんな大金どうするおつもり?」
「うっせー、俺の金を俺が何に使おうと勝手じゃボケっ!!!」



なんて言うわけもなく、「ああ、講習の費用さ。あとで払ってね」
か、完璧すぎる・・・@w@



授業中は極力平常心。最初は昼休みに受け取りに行くなんて計画もあったが、最前席になったことでその計画は消滅した。
今思えば、そんなことしないで本当に良かったと心の底から思う。



しかし、そんなノーマルな人間として過ごしたボクもさすがに授業終了という現実にははやる気持ちが抑えられず、先生が「はい、じゃあ今日はこれで」と言った瞬間に「ガタっ!」と思い切り立ち上がってしまった!勇み足ったーーっ!
前述のように最前列ど真ん中のボクは、もちろん先生に「おやおや、何かそんなに急ぐ用事でもあるんですか?」なんて言われてしまった。
そして後ろの方で「プッ」って声が明らかに知り合いの数より多く聞こえた。
こ、こいつら、ぜってー俺があれを受け取るために急いでると思って笑いやがって!(゜Д゜メ)